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職業興味検査・職業適性検査について (1)GATB 厚生労働省編一般職業適性検査

 

 

キャリアコンサルタント試験では必出分野である職業興味検査・職業適性検査のジャンルは、キャリアコンサルタント国家資格化にともない、産業カウンセラー試験でも頻出の分野となってきました。

 

ここで、キャリアコンサルタント試験対策としてのみならず、産業カウンセラー試験対策としても、職業興味検査・職業適性検査について、これから数回にわたり、おさらいをしていきます。ここはしっかり覚えると、困った時に合格に向けて役立つ知識になりますから、気合をいれて取り組みましょう。

 

 

GATB 厚生労働省編一般職業適性検査

概要

9つの「適性能(知的能力、言語能力、数理能力、書記的知覚、空間判断力、形態知覚、運動共応、指先の器用さ、手腕の器用さ」を測定。

 

対象

中学生~成人(45歳程度まで)

 

特徴

制限時間内でできるだけ早く回答する能力検査であり、被検者の適性のなかでも能力を測定する。

 

検査内容

11種の試筆検査(紙に書いて回答する)ものと、4種の器具検査(器具を用いて実際に行動する)計15の下位検査から構成される。

 

〇試筆検査

検査1 円打点検査 - 円の中に点を打つ検査
検査2 記号記入検査 - 記号を記入する検査
検査3 形態照合検査 - 形と大きさの同じ図形を探し出す検査
検査4 名詞比較検査 - 文字・数字の違いを見つける検査
検査5 図柄照合検査 - 同じ図柄を見つけだす検査
検査6 平面図判断検査 - 置き方をかえた図形を見つけだす検査
検査7 計算検査 - 加減乗除の計算を行う検査
検査8 語意検査 - 同意語かまたは反意語を見つけだす検査
検査9 立体図判断検査 - 展開図で表された立体形をさがしだす検査
検査10 文章完成検査 - 文章を完成する検査
検査11 算数応用検査 - 応用問題を解く検査

〇器具検査

検査1 さし込み検査 - 棒(ペグ)をさし込む検査
検査2 さし替え検査 - 棒(ペグ)を上下逆にさし替える検査
検査3 組み合わせ検査 - 丸びょうと座金を組み合わせる検査
検査4 分解検査 - 丸びょうと座金を分解する検査

 

GATBで測定される9つの適性能とその内容

G−知的能力
一般的学習能力
V−言語能力
言語の意味およびそれに関連した概念を理解し、それを有効に使いこなす能力。
言語相互の関係および文章や句の意味を理解する能力。
N−数理能力
計算を正確に速く行うとともに、応用問題を推理し、解く能力。
Q−書記的知覚
言葉や印刷物、伝票類を細部まで正しく知覚する能力。
文字や数字を直観的に比較弁別し、違いを見つけ、あるいは校正する能力。
文字や数字に限らず、対象を素早く知覚する能力。
S−空間判断力
立体形を理解したり、平面図から立体形を想像したり、考えたりする能力。
物体間の位置関係とその変化を正しく理解する能力。
青写真を読んだり、幾何学の問題を解いたりする能力。
P−形態知覚
実物あるいは図解されたものを細部まで正しく知覚する能力。
図形を見比べて、その形や陰影、線の太さや長さなどの細かい差異を弁別する能力。
K−運動能力 眼と手または指を共応させて、迅速かつ正確に作業を遂行する能力。
眼で見ながら、手の迅速な運動を正しくコントロールする能力。
F−指先の器用さ
速く、しかも正確に指を動かし、小さいものを巧みに取り扱う能力。
M−手腕の器用さ
手腕を思うままに巧みに動かす能力。
物を取り上げたり、置いたり、持ち替えたり、
裏返したりするなどの手腕や手首を巧みに動かす能力。

☆これら9つの適性能の評価より、適性職業群(13職業探索領域と40適性職業群)が示される。
(職業群に対して、基準を満たしている、基準をほぼ満たしている、基準を満たしていない、という3種の照合結果で示される)

 

試験に出やすいポイント

GATBは9つの適性能を、下位検査15(11の試筆検査と4の器具検査)により測定し、その結果、適性職業群が対比できるようになっている。

 

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過去問題では適性能の内容まで問われることはなかったので、概要、対象者、上記ポイントを留意しておきましょう。