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キャリアコンサルティング技能士1級 実技論述試験を研究していく その11(最終回) 選択問題を考えてみましょう 問3

キャリアコンサルティング技能検定1級は現存するキャリア関係の資格で最高峰のものです。合格率も低く、なかなか難しい試験ではあります。

 

実技がとくに難しく、論述、面接ともに苦労される方が多数です。

 

その背景から論述試験を研究していくシリーズです。

 

私自身、最近2回の1級論述試験を受験し、2回とも合格点を取っていますので参考にしてください。自身のタイプは、国家キャリコン論述解答例をお伝えする際に申し上げた通り、試験細目に従い、まんべんなく網羅した得点拾いスタイルの答案を提出します。

 

まんべんなく網羅することで、コツコツ得点を積み上げ、減点ポイント(論理矛盾、誤字脱字等)を極力減らし、合格点を目指します。

 

一方、スタイルとしては、ポイントとなる一点を深く掘り下げて考察する論述答案を作成される方もいらっしゃるようです。高得点を取られる方にこのタイプが多いようです。

 

どちらのスタイルが良い、一方がダメということを申し上げたいのではなく、網羅スタイルの考え方を記しますので、参考程度におさめて頂ければと思います。

 

その10からの続き。今回は最終回。選択問題の問3 について考えてみましょう。

 

Stars

 

問3 この事例相談者が相談者を支援するために必要なネットワークや環境への働きかけは何か。またなぜそれが必要であるか根拠を記述せよ。(20点)

 

こちらの解答形式は第6回は、必要なネットワークと環境に対して3行、根拠に5行が割り当てられていました。

 

この問3こそが、「教育」分野が解答しやすいと言われる所以です。(はやる気持ちで先に書いてしまいましたw)

 

はやる気持ちをおさえて、まず、この問3の解答方法ですが、

事例相談者が相談者を支援するために

とありますので、2段階で考慮することがおすすめです。

 

まず、事例相談者が相談者に対して直接的に相談者の周辺を活用するような支援が考えられます。それは、相談者が行動するように促す場合と、事例相談者が組織等に介入していく場合などが考えられますね。

 

そして、事例相談者が自身のスキルをあげることによって、より良い支援が相談者に対してできるようになるために活用できる周辺が考えられます。(現時点で十分な支援をするために不足しているもの、と捉えても良いです。筆者はポジティブ思考タイプなので、より良い支援ができるようになるために、という考え方を採用しているだけです。)

 

この2つの視点をもって、解答をしていくことになります。

 

ここに、時系列はあまり考慮しなくても得点にはなっているような印象があります。(例:より良い支援をするために事例相談者がスキルアップするためにかかる時間やコストは考慮に入れなくても、やるべきことそのものの正誤のほうが大切。)ただし、ここはあくまでも印象です。

 

試験が2月にあって、前年11月にあった事例を事例相談者が持参し、相談者が同年3月までに就職を決めたい、という相談であったときに、事例相談者のスキルアップを図っても、当該相談者に対する支援が間に合うかどうかという部分は厳密にはみられていないということです。きたるべき次の未来の相談者によりよい支援ができるようになることを目指すという姿勢で良いのかなあという印象です。

 

ですので、思いつく限り、答案用紙に書いて埋めていくことが良いですね。

 

教育がやりやすいという理由を述べます。

 

あえて誤解をおそれずに。教育は、まずネットワークと環境に関して、相談者が自ら行動を起こして活用できるものが、非常に限定的であります。ぶっちゃけた言葉で言うならば、決め打ち狙い撃ちができちゃうんです。

 

学校教員、友人、先輩、家族、キャリアセンター、インターンシップ、職場見学、などなど。

 

そして、事例相談者が介入する組織があまり見受けられないのですね。せいぜい、職場見学やインターン等のコネ探しとかですかね。でもそれは、相談者自身が行動するように事例相談者が促す、という視点でカバーできなくもないですから、重複をしないようにしていきたいところです。

 

根拠はもう説明不要ですよね。ネットワークや環境を活用する理由を書けば良いです。

 

ただ、教育の答案が決め打ちができるところから、そこで終わりにしないで、是非、他の分野での解答も考えていくことがおすすめです。

 

筆者自身の解答例は、後日、もう少ししたらご用意しようと思います。それは無料ではなく、有料で公開する予定です。あくまでもひとつの考え方と捉えて頂ければと思います。

 

では、このシリーズの連載はこれでおしまい。